昨日10月31日、日銀において金融政策決定会合が開催されたのですが、その後の記者会見を受けて、ものすごい勢いで円安が進行しています。
会合の内容は下記のようなもの
Yahoo!Japanの金融ニュースより産経新聞の記事を引用———-
日銀の黒田東彦総裁は31日午後の金融政策決定会合後の記者会見で、「今回の措置は、デフレ脱却に向けた日銀の揺るぎない決意をあらためて表明するもの」と市場にサプライズを巻き起こした追加緩和に踏み込む理由を説明した。「なぜ今なのか」という質問が集中したが、黒田総裁は「日本経済は今まさにデフレ脱却に向けた正念場にある」と強調した。
安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」が目指す経済の好循環を実現するためには、金融政策による後押しが必要だとの考えを示した。
「(政策委員会の中で)リスクがあるという認識は共有していると思うが、(今回の措置が)今必要なのかどうかということでは意見が分かれた」。黒田総裁は会見でこう述べ、今回の決定が、「賛成5反対4」の僅差だったことについてこう説明した。
株価の急上昇・円安の急進が示すように、黒田日銀初の追加緩和は市場を驚かせたが、政策委員会の意見が割れたことは、メンバーにとってもサプライズだったことを思い起こさせた。
「なぜ、今なのか」については、安倍首相が年内にも決断しようとしている消費税の再引き上げの決断の前であることや、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の終了を決めた直後であることから、さまざまな憶測を呼んだ。
消費税の再引き上げについて、黒田総裁は「2段階で税率が引き上げられることは法律に記されており、それを前提に見通しを立てている」と織り込み済みであることを説明したが、「政府が決定することであり、(金融政策が)影響を与えようとは思っていない」と関係性を否定した。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)が10月29日に量的金融緩和第3弾に伴う証券購入の終了を決めたことについても「全く関係ない。単なる偶然」と否定した。
今回の措置で日米の金利差が開き、円安に動きやすい地合いになるとの指摘に対しても、「金融政策は物価の安定という国内政策が目的だ。為替レートはさまざまな要因で動く」と無関係を強調した。
一方、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成の見直しとの関連性についても「GPIFの投資政策がどう動くかということと、金融政策は直接の関係は全くない」とした。
黒田日銀は、総裁就任早々の昨年4月、量的・質的金融緩和を導入した。そのとき、「戦力の逐次投入ではなく、思い切った異次元の金融緩和である。リスクを点検し、必要があれば対応する」と述べていた。
この日の会見で、黒田総裁は「(今回の追加緩和は)戦力の逐次投入にはあたらない。これが不十分でリスクに対応できない、とは全く思っていない」とし、追加緩和に踏み切ったタイミングと手法に間違いはないことを強調した。
黒田総裁は「デフレ下ではリスクを取った行動や、イノベーションが起こらない。家計も企業も、日本に染みついたデフレマインドを払拭しなければならない」とデフレへの戦いを続行する決意を宣言した。
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そして、円安の進行に関して主要通貨を見てみると、
米ドル/円 [本日始値]109.20⇒[本日終値]112.35
ユーロ/円 [ 同 ]137.75⇒[ 同 ]140.73
英ポンド/円[ 同 ]174.73⇒[ 同 ]179.75
豪ドル/円 [ 同 ] 96.46⇒[ 同 ] 98.84
といった値動きになっています。
もっとも深夜には沈静化していたので、この値動きが来週以降も継続する訳ではないと思いますが。
今回の黒田発言で重要なのは、インフレ喚起政策が本格化しているということ。
資産防衛の見地から、僭越ですが外貨や株式による資産運用を推奨したいと思います。
石油を含む輸入製品の値上がりに対応するためには、外貨をポートフォリオに取り込むべきと考えます。
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